|
書棚の部
面白い。やっぱり免疫系はすごく面白いかも。1993年に出た本だからその後研究も進んで変わってきてもいるんだろうけど。
ちなみに花粉症ってやっぱり、雑菌とかの本来戦っていた相手がいなくなってしまったあたりで調子が狂っているらしいですね。人間って綺麗なフリしてても、実はまだ雑菌や寄生虫がうようよしているような場所に適応している体だってことだ。まあ、だからって寄生虫を飼おうという気にはならないけど…。それと花粉症の薬とかがいかに小手先の対処法でしかないかというのも分かった。本当にギリギリ表面を押さえるだけなのねー。
なんといっても興味深いのは肉体的アイデンティティーというか、何をもって「自己」と「非自己」を区別するか、というのが面白いですねぇ。もう、すごいよ、これは。わけが分からない。
もうホントにわけが分からなくて、わからないんですが、ずーっと細かく見ていったら、自己と非自己の違いってテキトーみたいです。これが「自己」です、なんてモノは存在しない。たまたま、とか、偶然、とか、なんとなく(?!)、とか、そんなモノの積み重ねが、凄まじい拒絶反応をおこすくらい明確に「自己」と「非自己」を区別する。しかもその情報(?)は、日々更新されている、って、すごくないですか?!
私という体を作っている細胞は日々死んでゆき新しく生まれ、5年前に私の体を作っていた細胞が今どれくらい残っているのか分からないけど、とにかく結構な入れ替えがあるにもかかわらず、私の体が私の体として同じようにある、って、いやあ、すごいなあ。わけわかんないよ。
「管(チューブ)としての人間」なんて聞くと嬉しくなっちゃうしね。ナマコが複雑になっただけなんですよねぇ。 というわけで、ホントにわけ分かんなくてスミマセン。
私はやっぱりイキモノのしくみにはわくわくするなあ。
2005.05.25.
|