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2004年07月10日(土)
「レシピにやられた」

晩酌_top

 枝豆が大好きだ。以前にも枝豆について書いた。でもまた書く。枝豆が大好きだから。今回はレシピがすごい。雑誌『relax』の89号(2004/07号)、ビール特集の57ページ。ケンタロウさんのえだまめだ。一束の枝豆をなんとたったカップ1杯の水で茹でる。いや、蒸すと言った方が良い。

 正直なところ最初は心配だった。せっかくの枝豆を焦がしてしまうんじゃないか。後で鍋を洗うのが大変そうだ。でも勇気を振り絞って強めの中火で5分。火を消してさらに蒸らしを1分。不安を払いのけて鍋ぶたを取るとあふれ出る湯気の香りにすっかり参ってしまった。豆特有の青っぽい匂いがしっかり残っている。さやを口に持って行くと同時に鼻の穴から夏が攻めてくる。しっかりした歯ごたえの豆を噛むと口の中でつるりと踊る。何とも晩酌心をくすぐるレシピだ。今までの茹で方式だと「夏の成分」が茹で汁に出てしまっていた気がする。あぁ、もったいない。さらに雑誌の写真の枝豆がまた大胆な姿をしている。枝ごともぎ取って器からはみ出る盛りつけ。なんといいかげん、いやワイルドな。でもこれも旨さを引き立たせているように感じるから不思議だ。枝からも植物の香味や力強さが出ている気がする。

 というわけで、何から何までケンタロウさんを真似た枝豆。あっという間に我が家の夏の定番に。楽しんでいるうちに北から豪快な夕立がやって来て一気に気温を下げて行った。涼しい風が窓から流れ込む。今夜はゆっくり眠れそうだ。







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