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2003年7月15日(火)
「ついに自家製登場」

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 夏は焼き茄子。他にもいろいろあるがともかく焼き茄子である。それもただの焼き茄子ではない。我が家の畑で栽培した茄子の焼き茄子である。ゴールデンウィークに死にそうな思いをして空き地を、そう本当に石だらけのそれも両手で抱えないと運べないような石だらけのただの空き地を耕して、わずかたたみ2畳分の畑のようなものを造り小さな苗を植えた。それが実ったのだ。これは嬉しい。手前味噌だろうが親の欲目だろうが身びいきだろうが美味いものは美味い。幸せだ。一生懸命耕して大切に育て、そして焼いて喰う。考えてみれば恐ろしい話かもしれない。しかし美味いものは美味いのだ。

 もともと焼き茄子は好物だ。あの焦げた煙たい味と下ろし生姜の爽やかさ、じゅわっとしみ出る汁ととろりと崩れる身がたまらない。あまりに好きで旬の安い茄子を10本も買ってきて、次から次へと焼きながら食べ、食べながら焼くようなことをしたこともある。それぐらいに好物だ。茄子を焼いて皮を剥くだけという単純な料理だが手間はかかる。手間のかかる料理は美味い。美味くなければ誰も手間などかけないのだから当たり前だ。なお、美味い焼き茄子を作るコツはしっかりと皮が焦げ真っ黒になるまで焼くことである。焦って中途半端に火から下ろすと皮も剥きにくく味も舌触りも悪い。






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